市場シェア

マイクロソフトは独自規格の採用に積極的である。JavaScriptに対抗し、これとある程度の互換性を持つスクリプト言語JScript、独自仕様のスクリプト言語VBScript、Javaアプレットに対抗したActiveXコントロールなどIEのみで利用可能な様々な技術の実装を行っている。ブラウザ間の互換性が失われるため、この姿勢には批判の声もある。なお、VBScriptはWindows版IEのみがサポートし、Mac版では非サポートである。このように異なるプラットフォーム向けのIEの間でさえ互換性が乏しい。

入力補完、パスワード管理、画像縮小表示、印刷プレビューなど、バージョンアップ毎に次々と新機能を盛り込んでいくのがこのブラウザの特徴であった。しかし、現在では新しいバージョンのリリース間隔が長くなってきている。

Windows 98の登場以降、IEはWindows OSに無償でバンドルされるようになり、次第にウェブコンテンツを作成する側からは事実上の標準(いわゆるデファクトスタンダード)とみなされるようになった。また、Netscape Navigatorと比較するとレンダリングエンジンの表示時間が速く、OSとの関係も深いためブラウザの起動時間が速かった。それらの理由により最盛時には95%以上の市場シェアを占める事となった。

しかし、シェア占有後には開発が停滞し、既知の深刻な脆弱性に対する対策の遅延がたびたび発生し、多数の脆弱性が放置されていることがセキュリティベンダーによって指摘されるなど、IEのセキュリティ問題が深刻なものとなった。そのような中、FirefoxやOperaなどのセキュリティに配慮した次世代ブラウザが登場したことで、IEから他ブラウザへの乗り換えが活発化することとなり、第二次ブラウザ戦争が発生した。ユーザー離れが進んだことでIEの世界シェアは9割を切り、OneStat.comによる調査では2007年1月現在で85.81%と減少傾向が続いている。だが、やはりIEが大半のシェアを占めているのは事実であり、実際、Firefoxといった次世代ブラウザは更新が非常に盛んだが、IEの更新はほぼ数年単位であるため、マイクロソフト側は気にもかけていないようである。

また、一時期Mac OSやMac OS Xでのシェアも高かったが、現在では開発元のアップルコンピュータ社製ブラウザSafariの登場と、マイクロソフト社によるMac版IEであるInternet Explorer for Macの開発とサポートが終了したことでMacintoshでのシェアは低下した。マイクロソフト社も代替としてSafari等の使用を推奨している。


FMV-655NU8C/W(128MB・XP)



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